クスノキ(クスノキ科)
クスノキ(クスノキ科)
クスノキは、とても大きく育つ木で、日本では「長生きの木」として知られています。幹の太いものでは、人が何人も手をつないでやっと囲めるほど!
👃 豆知識(まめちしき)
クスノキの葉をこすってみると、すこしスーッとする香りがします。これは「カンファー(樟脳しょうのう)」という成分で、昔は虫よけや薬にも使われていました。
ケヤキは、日本の公園や街路でよく見かける大きな木です。まっすぐに伸びた太い幹と、春から秋にかけて広がる大きな枝葉が特徴です。夏には青々とした葉で日かげをつくり、秋になると赤や黄色に色づき、とてもきれいです。冬になると葉を落とし、枝の形がよく見えるようになります。
👀 豆知識(まめちしき)
ケヤキの葉っぱは「先がとがっていて、ギザギザのふち」があります。葉の裏には小さな毛が生えていて、さわるとすこしザラザラしています。
ヤマモモは、夏のはじめに赤い実をたくさんつける木です。
実はまるくてつぶつぶしていて、少しすっぱいけれど、ほんのりあまい味。鳥たちも大好きで、公園ではヒヨドリやムクドリが夢中になって食べています。
🍓 豆知識(まめちしき)
ヤマモモの実はそのまま食べられるだけでなく、昔から「ヤマモモ酒」や「ジャム」にも使われてきました。
イチョウは、秋になると葉っぱが黄色く色づくことで知られています。
春には小さな緑の葉を出し、夏は木かげをつくり、秋には美しく色づいて、冬には葉を落とす――一年を通して姿を変える、季節の名人です。
🌰 豆知識(まめちしき)
秋に落ちる「ぎんなん」はイチョウの実。煎(い)るとおいしい香りがしますが、外の皮はにおいが強いので、さわるときは注意が必要です。
オスの木とメスの木があり、ぎんなんができるのはメスの木だけなんですよ。。